えりも町郷土資料館ほろいずみ・水産の館Blog

日高のまちの端っこ、襟裳岬を有するえりも町にある「えりも町郷土資料館ほろいずみ・水産の館」公式Blogです。町内の自然・歴史・文化・文化財・産業や、資料館のイベント情報などを紹介します。

襟裳岬西海岸 磯歩きの下見

令和7年6月28日に開催予定の「磯歩き」の下見でした。

薄いガスの中、海岸線の岩礁を歩き襟裳岬近くの浜まで・・・



ヒオウギアヤメ

シコタンタンポポ

ハマエンドウ

シコタンキンポウゲ

フノリ

フナムシ

海岸から草原へ上がりました。

海岸線に生える植物や海藻、磯の生きものが待っています!

6月28日(土)に実施する「磯歩き」に関心のある方は、えりも町郷土資料館(01466-2-2410火曜日は休館日)までお問合せ下さいい。

「猿留山道を歩く会・新緑」が行われました。

 2025年5月24日(土)「猿留山道を歩く会・新緑」が開催されました。
 

 道外からの参加者、町内の小学生7名含め37名が新緑の猿留山道を歩きました。


 山道沿いには、エゾオオサクラソウクリンソウヒトリシズカ、エゾヤマツツジなどが咲いていました。


 沼見峠からの豊似湖、樹間から覗くことができました。


 沼見峠で記念撮影、猿留山道は昨年国立公園になった日高山脈襟裳十勝国立公園内にあります。


 沼見峠にある江戸時代の妙見神と馬頭歓世音菩薩


 この日は、曇りで気温が低く、風は冷たかったですが、歩きやすい気象でした。


エゾヤマツツジ


 完歩後は、手作りの記念品をプレゼント。陶工房「四季彩」のご協力をいただいた労作、新緑の豊似湖のイメージです。

 バスでの移動途中に、目黒地区にある旧目黒小中学校を活用した「森と湖の里 ふれ愛館」で一服、ソフトクリームなどを楽しみました。

 今回は、道外からの参加者もあり、宿泊や食品の購入など、町内外にどの程度の経済効果があったのでしょう?ということも考えながら、えりも町役場の担当課や関係機関と、今後も猿留山道の活用に取り組んでいきます。


臨時休館のお知らせ


ご利用予定の皆様へ

大変申し訳ありませんが、「猿留山道を歩く会」の開催のため、下記のとおり臨時休館とさせていただきます。

ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご了承をいただきますようお願い申し上げます。

令和7年(2025)
5月24日(土)一日中



令和6年度の歩く会(秋)


猿留山道沼見峠

春定置網漁、水揚げしてました。

えりも町の西海岸では、春の定置網漁がおこなわれています。
しけた後の週明け月曜日、港は賑わっていました。

スケトウダラ

マダラ

時鮭

本ます

青ます

カレイ、クロソイにボラもいました~

百人浜(事業支援の下見)

町内小学校の遠足の下見で、百人浜に行ってきました。
百人浜は「えりも宝アンケート」の回答に含まれているえりも町の宝物の一つです。

日高山脈襟裳十勝国立公園内です。


浜辺にはシギやチドリも羽を休め、エサを探します。


貝殻もいろいろとありますよ。ユキノカサガイ(左)、エゾキンチャクガイ(右)


川を渡るときは注意しましょう。


チシマタマガイの卵塊(通称:砂ちゃわん)も見ることができました。

町と自然の観察会inえりも岬国有林①開催報告

令和7年4月27日(日) 天気は晴れ!北西の風が強く冷たい日でしたが、第1回目を実施しました。 ミネヤナギが咲いていました。ほかにツルキジムシロなど えりも岬国有林は、明治時代からの開拓により海岸林の木々が生活に必要な燃料(薪)などに使われ、木々がなくなり、襟裳岬特有の強風により草も少なくなり荒廃した土地が広がりました。昭和28(1953)年からの緑化事業によって緑が復元され、昆布などの水産資源が回復し、地域の人々を支えています。 「えりも岬緑化事業」については、北海道森林管理局日高南部森林管理署のホームページをご参照ください。 えりも岬緑化事業地、遠くは日高山脈南端の山々(豊似岳ほか)、百人浜、海生段丘などを観察。 人々の暮らしのすぐ隣にある緑化事業地、海岸林は沿岸漁業の密接な関係にあります。 緑化事業の主な樹種は、クロマツ。塩害、低温、強風に強く緑化事業の主役です。先端のおしべはビロードに輝き、花粉を飛ばす準備中。カシワの冬芽、ヤナギ類の膨らんできた蕾などをじっくり観察でき、春を感じました。 地上付近でつながっている不思議な木もありました。 えりも町郷土資料館では、年間を通して、えりも町やこの緑化事業地の木道周辺の自然観察を行います。 次回は令和7年5月4日(日)です。 詳しくは、えりも町郷土資料館の公式Xえりも町郷土資料館のイベント情報で。

郷土資料(毛皮のちょっき・防寒服)

町民から寄贈された資料を整理しています。毛皮のちょっきが5着あり、日陰で風を通しました。
毛皮の素材は、犬、牛、タヌキだと考えています(服によって異なります)。