えりも町郷土資料館ほろいずみ・水産の館Blog

日高のまちの端っこ、襟裳岬を有するえりも町にある「えりも町郷土資料館ほろいずみ・水産の館」公式Blogです。町内の自然・歴史・文化・文化財・産業や、資料館のイベント情報などを紹介します。

📢えりも町郷土資料館講演会「日高とえりもの植物を知ろう!」を開催します

講演会「日高とえりもの植物を知ろう!」ポスター


日高地方やえりも町には、山や海、湖、湿地など、多様な自然環境が広がっています。令和6年には日高山脈襟裳十勝国立公園が誕生したことで、豊かな自然への関心が一層高まっています。
この地域の独特な環境に適応した植物に焦点を当て、 植物の多様性と進化の歴史を、遺伝解析や生態観察の成果を交えながらわかりやすくご紹介します。

 

【開催日時】
令和8年7月5日(日曜日) 13:30~15:00頃(13:00開場)
【会  場】
えりも町福祉センター 2階大会議室(幌泉郡えりも町字本町357)
【主  催】
えりも町教育委員会 (担当:社会教育課 文化財係)
【対  象】
一般 (50名程度)
【参加費 】
無料
【申  込】
不要
※会場準備のため、事前申し込みにご協力ください。(任意)
  (1) HARPフォームからオンライン申込
  (2) 郷土資料館へ電話で申込(01466-2-2410)※火曜休館

チシマセンブリ

【講演(1)】
「襟裳岬に咲く小さなチシマセンブリの秘密」
【講 師】
長澤 耕樹 氏
(国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 遺伝資源研究センター)
【講師紹介】
京都府出身。博士(人間・環境学)。京都大学総合人間学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。現在は国立研究開発法人農業・食品産業技術研究機構(農研機構)にて、日本学術振興会特別研究員(PD)として、植物の進化に関する研究に従事している。趣味は草野球とガジェット漁り。
 

ヒダカイワザクラ



【講演(2)】
「DNA分析と生態観察から紐解く 日高固有種ヒダカイワザクラの自然史」
【講 師】
山本 将也 氏
(兵庫教育大学大学院 学校教育研究科 理数系教科マネジメントコース)
【講師紹介】
青山学院大学理工学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。長浜バイオ大学を経て、現在は兵庫教育大学・講師。植物の進化や保全の研究が専門。趣味は変な形をした植物(主に塊根系)の栽培、海水魚の飼育、キャンプ等。お酒・ラーメン・カレー・お寿司・大谷翔平が大好き。

 

ぜひご参加ください!

令和8年6月開催 体験陶芸教室のお知らせ

体験陶芸教室 作品



マグカップ、平皿、花瓶、像、ペットのエサ皿など、好きなものを自由に作ることができる体験陶芸教室を開催します。
1回目に作りたいものの形を作り、2回目に形を整え、3回目に色付けしたあと釉薬をかけます。
ぜひご参加ください!
 
【日 程】 令和8年6月3日、6月10日、6月24日(水曜日、全3回)
【時 間】 午前の部:9時30分~11時30分、夜の部:18時00分~20時00分
【会 場】 えりも町郷土資料館 体験学習室
【講 師】 陶芸工房 四季彩
【参加費】 粘土1キログラムにつき700円(黒粘土は730円)
【定 員】 各12名 小学3年生以下は保護者同伴
【申込方法】
1.HARPフォームよりオンライン受付
2.郷土資料館にて電話受付
   お問い合わせは、郷土資料館(2-2410)まで ※火曜日は休館日です。
【申込締切】5月31日(水)17時 ※先着順に受付

お申し込みをお待ちしております🏺

令和8年5月24日日曜日開催 猿留山道を歩く会・新緑について

 猿留山道は 1799 年(江戸時代)に江戸幕府が開削した北海道で最も古い官製道路のひとつで、現存区間の全域が日高山脈襟裳十勝国立公園の範囲内にあります。
 
 詳細は公式HPをご覧ください。

郷土資料館「ほろいずみ」・水産の館| 国史跡 猿留山道(さるる・さんどう)

猿留山道を歩く会・新緑 開催の様子(令和7年5月)
 本歩く会では、猿留山道の豊かな歴史に触れながら、新緑の薫る山道や林道を合計約 8km 歩きます。
 
【日にち】
令和8年5月24日(日曜日)
 
【行程(予定)】
 8:30 えりも町郷土資料館に集合 あいさつ
 9:10 広域林道
10:15 342m地点から猿留山道に入る
11:15 沼見峠に到着
12:00 昼食
  ※12時前後に景色の良い場所で昼食
 ※食べ終わり次第(20分程度)
14:15 ワラビタイ沢で猿留山道から出る
14:30 猿留山道橋に到着・バスに乗車
14:50 目黒ふれあい館に到着・休憩・アンケート実施
15:20 目黒ふれあい館を出発
15:50 えりも町郷土資料館に到着・解散

沼見峠から豊似湖を臨む
【参加費】
1名300円(バス・保険・記念品代)
 
【持ち物】
 はきなれた底の固い靴、厚手の靴下、長袖の服、帽子、防寒具、雨具、軍手、昼食、飲み物、非常食(お菓子など)
 
あると便利なもの:
虫よけスプレー(マダニに効果のあるもの)
長靴(沢を複数個所で渡ります)
熊鈴
 
【申込期間】
令和8年4月15日(水曜日)~令和8年5月15日(金曜日)
※申し込み多数の場合は抽選
※参加できない場合のみ5月16日・17日に代表者へ電話で連絡します。
※抽選はえりも町民を優先します。
 
【注意事項】
  • 全行程ほぼ携帯電話・スマートフォンの電波が入りません。けがなどした場合できる限りの対応をしますが、病院へたどり着くまでに長時間を要する可能性があります。自力で完歩出来る自信がある方のみお申し込みください。
  • 行程内に沢を渡る場所が数か所ございます。水深は日によってまちまちですが、くるぶしを超える深さになる場所もあります。
【留意事項】
 猿留山道を歩く会は例年開催している事業ですが、令和7年10月開催の会は中止しています。
 令和7年の秋から冬にかけて災害級の悪天候に複数回見舞われ、町内全域で長期にわたる停電が発生し、取り付け口へ向かうための林道の被害が大きかったことが主な理由です。
 
 現在、林道や山道の点検を実施していますが、範囲が広域にわたること、車が入れない場所を徒歩で確認していることから、確認に時間を要しています。
 確認の結果により、ルートを大きく変更して開催する可能性があること、また、開催日直前に中止を決定する可能性があります。
 中止を決定した場合は速やかに申込者(代表者)に電話でお知らせしますが、いかなる場合も参加のために手配された交通手段・宿泊等の費用は保証できかねますので、予めご了承の上申込みいただきますようお願いします。
 
【申込方法】
 注意事項・留意事項を確認し、ご了承いただけましたら
下記①②のいずれかより申し込みください
①HARPフォーム
 
②開館時間中は電話での申し込みも可能です(01466-2-2410)
 
申し込みをお待ちしております。

 

「ゼニガタアザラシ観察会」「町と自然の観察会inえりも岬国有林」を開催します

町内ではあちこちで花が咲き、春めく陽気になってきました🌹
外で過ごすのが楽しい季節、ゴールデンウィーク中の5月2日土曜日に襟裳岬周辺で開催する事業をお知らせします。


🌟ゼニガタアザラシ観察会
 襟裳岬には約600頭のゼニガタアザラシが暮らしており、4月末から5月のはじめは子育ての季節です。風の館の望遠鏡で探せば、運が良ければ生まれたての子アザラシの様子が観察できるかもしれません。
 生きているゼニガタアザラシに加えて、郷土資料館で常設展示していないゼニガタアザラシに関する資料もご覧いただけます。ぜひご参加ください!

【日にち】令和8年5月2日(土)
【時 間】10:00~12:00
     ※時間内であれば自由に出入りできます
【集合/解散】襟裳岬 風の館 
【参加費】無料(別途、風の館の入館料が必要)
【定 員】なし(申込不要・当日受付)
【対 象】どなたでも参加可能
【持ち物】なし
【備 考】
天候に関わらず開催しますが、悪天候の場合アザラシが見られない可能性があります。

望遠鏡でゼニガタアザラシを探す様子

アザラシの資料を見学する様子

 


🌟町と自然の観察会inえりも岬国有林
 襟裳岬の北側には、クロマツやカシワからなる森が広がっています。歩道や木道を歩きながら、今しか見られない春の花や鳥を観察します。
 植樹によって再生された国有林の自然と再生の歴史を学びながら、日高山脈の山なみの景色も楽しみましょう!

【日にち】令和8年5月2日(土)
【時 間】13:30~15:00ごろ
【集合/解散】林業総合センター・みどり館 駐車場
【参加費】無料
【定 員】15名程度
【対 象】どなたでも参加可能
     ※小学校3年生以下の方の参加には保護者の同伴が必要。
【持ち物】
はきなれた靴(長靴がおすすめ)、長袖長ズボンの服(防寒具)、帽子
※あると良いもの:手袋、双眼鏡、図鑑
【備 考】全行程約2,4kmを歩きます(歩道+木道)
【天候判断について】
 悪天候の場合は中止します。開催・中止いずれの場合も、当日昼12時に郷土資料館の公式X(@Erimo_Museum)でお知らせします。

小さな春の花々を観察できる予定です

エゾシカも見られるかもしれません

 

春の襟裳岬周辺は、風の状況によっては想像以上に寒い日もあります🌬
暖かい服装でお越しいただくのがおすすめです。

 

町内では例年、ゴールデンウィークの頃にオオヤマザクラの見頃を迎えます。
特に庶野さくら公園は、桜の名所として町内外の皆様に親しまれています。
えりも高校生が作成したリーフレットもぜひご覧ください。

www.town.erimo.lg.jp

 

潮風と桜の香りが重なると、風が桜餅を思わせる香りになります。
ぜひゴールデンウィークのえりも町で自然を満喫してください🌸

ミニ講座「台湾・豊浜郷を知ろう」を開催します

 えりも町と花蓮県豊浜郷は令和 8 年 3 月 4 日「友好交流協定」を締結しました。

 ふたつの町ははいずれも太平洋に面し、自然景観や観光、漁業、 文化などにおいて色々な共通点がありますが、 豊浜郷とはどんな場所なのでしょうか?

 友好交流協定が結ばれたことを記念し、台湾や豊浜郷について紹介します。

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1. 【開催日時】

令和 8 年 3 月 29 日(日)

18:00-19:00 ※17:00 開場

2. 【主 催】 えりも町教育委員会

3. 【話 者】社会教育課 文化財係 髙橋梨沙

4. 【協 力】 えりも町

5. 【会 場】えりも町福祉センター大会議室

(〒058-0204 えりも町字本町 357)

6. 【対 象】一般(定員20 名程度)

7. 【参 加 費】 無料

8. 【申 込】 不要・当日受付

 

ミニ講座は18:00から19:00までですが、会場は17:00に開場します。

講座開始までの時間は、ぜひ会場で台湾の空気を感じてみてください!

 

⭐️台北駐日経済文化代表処 札幌分処 から提供いただいた、台湾の観光ポスターをたくさん展示します🌇
⭐️えりも町の図書室司書が選ぶ「台湾の本」を紹介します📚
⭐️台湾のお茶3種類の香り体験ができます🫖
(試飲はできません)

⭐️他にもいろいろ👀

 

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大変急なご案内になってしまいましたが、

たくさんの方のご来場をお待ちしております。

3月の襟裳岬木道

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日差しがだいぶ温まってきました。

 

山々にはまだ冬の気配が残りますが、

残雪で山の連なりと海成段丘がよくわかります。

右端に見えるのが日高山脈の尻尾です。

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この日(2026/03/14)のえりも町の西側の海は大荒れでした🌊

まさに、天気晴朗なれど波高し

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道路上・木道上にはまだ雪が残っていましたが、全道歩けました。

長靴がおすすめです。

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そこかしこにエゾシカの姿を見かけつつ、ツミらしき猛禽類が風に乗って飛んでいる様子も見られました。

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襟裳岬の海も大荒れでしたが、波間に浮かぶアザラシたちの頭が観察できました。

(写真は襟裳岬の先端から撮影)

 

外を歩くのが楽しい季節になってきましたね。

猿留山道の点検をしました

国指定史跡「猿留山道」の保存のため、山道の状態を確認する「文化財トロール」を実施しました。

日高教育局の方に同行いただき、342m取付入口から目黒のワラビタイ沢までの約6kmの区間を歩いて確認しました。

342m取付入口

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10分ほど歩くと、猿留山道に到達します

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沼見峠を目指す一行。雪がちらついていました❄️

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沼見峠から見える豊似湖は、木の葉が落ちていつもよりよく見えました👀

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沼見峠を過ぎると、冷たい風が吹いてきてとても寒かったです🥶

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山道の真ん中に落ちていた大きなキノコ🍄‍🟫

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f:id:Erimo_Museum:20251112213046j:image齧られた跡がありました

エゾヤマツツジの紅葉🍁

f:id:Erimo_Museum:20251112163321j:imageカラマツの紅葉もとてもきれいでしたが、見とれていて写真を撮り忘れてしまいました…

ワラビタイ沢にある猿留山道の案内図 調査区間の終点です

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今回のパトロールでは山道に大きな損傷は見られませんでしたが、今年9月の豪雨や度重なる荒天の影響で崩れている箇所が散見されました。

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猿留山道の維持には様々なハードルがありますが、次世代に引き継いでいけるよう力を尽くします。